子育て(5か月まで)

2020年1月16日に第一子が誕生し、4月から6月下旬まで育児休暇を取っていました。簡単に記録を残そうと思います。

 

1月(0ヶ月)

育児休暇が4月まで取れない(後述)ので、有給とSick leaveを駆使してしのぐ。

赤ちゃんはほとんど寝たきり。お腹が空くと起きて、ミルクを飲むと寝る。むしろミルクを飲みながら寝る。ミルクは日に10回程度。深夜授乳が平均1~2回ぐらい。話に聞いていたよりは夜中起こされることがなくて楽だった。

奥さんが産後の体調不良(痛み・痛み止めによる胃の不調・睡眠障害等)で大変そうだった。お疲れ様です…

 

2月(1ヶ月)

義母が応援に来てくれてとても助かった。ありがたい。3人体制はやはり楽。

ミーティングがある日は奥さんと義母に赤ちゃんを預けて会社に行ったりしていた。ない日は在宅勤務。

赤ちゃんは時々起きてきょろきょろしたり笑ったりするようになった。1ヶ月健診の時に、右ばっかり向いているので左を向かせる努力をするようにと指導された。

 

3月(2ヶ月)

義母が帰国したので、2人体制に戻った。

ちょうどこのころアメリカでもコロナウイルスが騒がれ始め、ベイエリアでも在宅勤務が推奨されるようになった。サンタクララ郡では3月中旬ごろShelter-In-Place orderが出てオフィスが閉鎖され、在宅勤務が必須となった。新生児は大体寝ているので在宅勤務でも余裕だが、幼児や小学生がいる同僚は辛そうだ。

赤ちゃんは表情が豊かになった…ような気がする。一回に飲むミルクの量が増え、1日のミルクの回数が減り、深夜に起こされる回数も少なくなった。

 

4月(3ヶ月)

育児休暇が始まる。半分育児(ミルク・おむつ・入浴)で、残り半分はごろごろしていた。

赤ちゃんは手が動くようになって、おしゃぶりしたり頭を掻いたり。また、目が合うと笑ってくれるようになった。かわいい。

 

5月(4ヶ月)

相変わらず育児と充電。

赤ちゃんは布のおもちゃを手で持って遊んだり、寝返りしたりできるようになった。

バウンサーに固定されている時以外は、必ずうつ伏せになって寝る。好きなのだろうか。

 

6月(5ヶ月)

そろそろ育児休暇が終わることに気づき、積読していた本を読んだり趣味のコードを書いたりし始めた。

赤ちゃんはうつ伏せからハイハイの体勢になり、おもちゃを取ったり左右に移動できるようになった。まだ前後にはハイハイできないが、寝返りと合わせると予想外の遠距離を移動する。

 

育児休暇の罠

私の勤めている会社では、育児休暇として12週間休みがもらえるのですが、それを実現するために色々な制度を組み合わせて利用しています。その中の一つにFMLA (Family and Medical Leave Act) というものがあり、これは「従業員が出産の後などに12週間の無給休暇をとり、その後元の職に戻る権利」を保障するものです。ただし、使える条件があり、例えば12か月以上米国内で働いていない人は使うことができません。

私は2019年4月にアメリカに転籍したので、2020年4月からしかFMLAを使えませんでした。職とビザ*1を失うリスクを冒せばその前から育児休暇をとれたのかもしれませんが、福利厚生チームと相談の結果4月から育児休暇を取ることにしました。

*1:就労ビザで就労中に無給休暇を取りたいときは移民弁護士に要相談